バイオデザイン

医療機器・技術及びヘルスケア製品・サービス開発の有効な手法である「バイオデザイン」を用い、産学連携での医療機器・技術及びヘルスケア製品・サービスの研究開発の促進、また医療系スタートアップ(大学発医療系ベンチャー)育成に貢献していきます。
特に、医療・健康情報の活用に軸足を置いた産学連携での製品、サービスの開発を推進していきます。

プロセス

ニーズの特定

  • ニーズの探索
    • 病院内観察によるクリニカルイマージョンによる課題の特定
    • 課題からのニーズの特定
  • ニーズの選別

コンセプトの創出

  • コンセプトの創造
    • ブレインストーミングによるアイデア創出
    • アイデアに基づいたコンセプト創造
  • コンセプトの選択
    • IP、機器認可、保険償還および事業性の評価
    • 早期プロトタイピングによる新たな開発課題の取得

事業化

  • 開発計画
  • 事業企画立案

Need-drivenのイノベーションを可能とするプロセスとその実現を提供します。
具体的には、クリニカルイマージョンから得る“共感”を出発点とし、ニーズの特定からブレインストーミングによる医療機器・技術のコンセプト創造とその事業化計画を行います。

バイオデザイン教育プログラム

バイオデザイン入門セミナー(1日コース)

スタンフォード大学発の医療機器開発手法である「バイオデザイン※」の方法論を、ケーススタディを用いて1日で学ぶ体験型ワークショップです。

バイオデザインアドバンスセミナー(3ヶ月コース)

医療現場観察を行い、ニーズの特定とコンセプトの創造を実際に体験し、バイオデザインのプロセスを学ぶワークショップです。
企業内でのリーダーとなる人材を育成することを目的としています。

ニーズ探索型共同研究

産学連携で行うニーズ探索型共同研究において医療現場観察を行い、共同研究に繋がるニーズの特定と解決策のコンセプト創造を提供します。
産学官連携:https://www.miu.aip.nagoya-u.ac.jp/cooperation/

※バイオデザイン

2001年にスタンフォード大学のDr. Paul Yockらが、デザイン思考をもとにした医療機器の開発手法です。
開発の初期段階で事業化の視点も検証し、医療現場のニーズを出発点として問題の解決策を開発し、イノベーションを実現するプロセスです。